Ableton-美学校 キックオフmtgのノート④
今回は「Alt+Space再生」です。
内容が薄いのですぐおわります!
第①回:アルペジエーターの並列応用
第②回:クロスフェーダーでミュート処理
第③回:結合・クロップ・分割
第④回:Alt+Space再生
第⑤回:オートメーションの絶対/相対 +漏れた話
Spaceキーでの再生
マニュアルにも載ってる話だよな〜って今マニュアル見たらショートカット間違って書かれてました。
Spaceキーでの再生には3種類あります。
Space
[停止中]カーソルから再生
[再生中]停止
Shift + Space
[停止中]停止位置から再生
[再生中]停止
Alt + Space
[停止中]カーソルから(指定範囲までを)再生
[再生中]頭出し再生
Space
フツーです。
開始位置をクリックして、押したら再生。もう一回押したら停止。もう一回押したらさっきの位置から再生です。
Shift + Space
一時停止っぽい動きをしてくれます。
開始位置をクリックして、押したら再生。もう一回押したら停止。もう一回押したら「今止めた位置から」再生です。
自分は正直あんまり使いません。
Alt + Space
2つの良い点があり、よく使います。
Spaceと同様に使えますが、再生中に押すと停止するのではなく、また頭から再生を始めてくれます。
CDJでいうHot Cueみたいな感じです。
同じところを何度も繰り返しチェックしたい時、「再生、停止、再生、停止……」と繰り返すのではなく、「頭出し、頭出し、頭出し!」と連打できるので便利です。
もう一つの良い点は、範囲選択をして再生すると、その範囲を終えたら停止してくれます。
最初からこの範囲を再生する!と決めていれば、わざわざもう一度Spaceを押して停止する必要がありません。
もちろん、たとえば1つのクリップを選択している状態も「範囲選択」のひとつなので、利用シーンは多いです。
更に、オーディオクリップの波形画面で範囲を選んでるときや、
MIDIクリップ内でノートを選んでいるときも、そこだけを再生できます。
特に、MIDIで一部のフレーズを選んでる状態で、そこを即座にプレイバックできるのは非常に便利!
……と、いい感じなのですが、Live 10では少しだけ使いにくくなりました。
「複数MIDIクリップを同時表示」している時は、ノートを選んでの範囲再生ができないんです。
ノートという「範囲選択」より、複数MIDIクリップという「範囲選択」が優先されているせいだと思われます。
これ、バージョンアップで直らないかなあ……「仕様」として納得はできちゃうから望み薄かな。
おとなしく、グローバルクオンタイズNoneで常設スクラブエリアをマウスクリックしてしのぎましょう。
つづく
第①回:アルペジエーターの並列応用
第②回:クロスフェーダーでミュート処理
第③回:結合・クロップ・分割
第④回:Alt+Space再生
第⑤回:オートメーションの絶対/相対 +漏れた話