Male Instrumentyみてきた
10/30に渋谷Uplink FactoryでMale Instrumentyの初来日ライブがあったということで、喜び勇んで観に行ってきました。
主催は世界のトイミュージックの国内盤を精力的にリリースするめちゃ偉大なレーベルのNovel Cell Poemです。
Male Instrumentyはこんなかんじの人ら
Małe Instrumenty grają walca "Pućki" - YouTube
★
友人と待ち合わせ、よそでケーキをチャージし幸福度をマックスにしてから、Uplink初来訪。
押しかけたひとびとを捌くスタッフがたいへんそうでした。物販のかたも。
映画館の客席傾斜のおかげで、後ろにゆったり座ってもステージ全体が見えるのは嬉しい。
でも立ち見のお客さんもそこそこいました。トイレも混雑。
老若男女の偏りはほとんどなかったかな。OLっぽい人やおばちゃん、僕みたいなオタク青年、あと僕らの前にいた小学生低学年くらいの兄弟が終始眠そうにしててよかったです。
★
タイムテーブルは、最初にNCP主宰のYOSHIE AKAIさん+HARPYイトケンさんのオープニングアクト。
ついで、Male Instrumentyが音楽提供した短編アニメーションの上映、
つづけて、Katarynka制作時?のドキュメンタリー映像、
最後に、Male Instrumentyがライブをしてくれました。
途中で1曲、ハイポジのもりばやしみほさんが歌で参加するという一幕もありました。
アンコールではもう1曲の演奏後、楽器紹介。
閉幕後にステージまで行くとOszulakさんが「好きに鳴らしていーよ!」って言ってくれたりして、興奮冷めやらぬままわいわい言って帰りました。
ちなみに物販で2点グッズ購入したんですが、家に帰るまでに片方なくしました。アホか!
拾った人がトイミュージックとの運命の出会いを果たしていると祈る。。。ウウ…………
以下本題。
予習不足で、演奏されたどの曲がどれに収録されてるかとかはわかんなかったけど、目に見えて、耳で聴いた楽器は覚えている!
というわけで、わかる範囲で誰が何を演奏してたかピックアップしてみました。わかる範囲で。わかる範囲……
★Paweł Romańczukさん。リーダーの人。
- 木製の自作バイオリン。角のあるフォルムがかっこよかった。
- きしめんみたいな弦のエレキベース Oszulakさんと交代で弾いてた。
- Omnichord OM-84 この日まで知らなかったんだけど一発で恋しました……
- トイトランペット ↓みたいな(これじゃない)ブブゼラみたいな形状だったけどちゃんと音程出てた気がする。
- 黒くでっぷりとしたオカリナ。笛もの!といった音ではなくもはやサイン波っぽい優しい音
- Magical Musical Thing 改造?されていて触ると一気に最高音までベンドする金属端子みたいのついてて激しいソロを演ってた
- 笑い袋ならぬ笑い箱 中にはΦ7cmくらいのミニレコード(プラスチック?)が入ってて音源が変えられるみたい。本体も2種類あった。
- ドアノブか何かに長さの違う金属棒を立ててピエゾマイクで拾ってアンプリファイするみたいな自作ノイズ楽器
- カシオトーン。種類の特定にはいたらなかった……29鍵、本体は白、鍵盤上の操作子のとこは黒い帯になってて、ラジオ受信ができるやつ(改造かな)
★Tomasz Oszulakさん。真ん中でギター弾いてた人。
- エレキギター。僕はギターの種類わかんないんだけど、やはり小ぶりなやつだった
- Boss Giga Delay DD-20 複雑な設定もこなせるデジタルディレイ
- Fulltone FULL DRIVE2 MOSFET ウァームス重視っぽいオーバードライブ
- Casio SK-5 PCMドラムみたいの叩いてたような。
- Muson Synthesizer 虹色のコマの脚に電極があって、コマの配列でメロディループが作れるとのこと。
- Jubel Tone Zither Harp 20 strings アコースティックのミニハープ
- Cat and Canary Flute 鳥の鳴き声がする。
- 木製の細いスライドホイッスルが横に3連結したもの。終演後に吹かせてもらった!
★Maciej Bączykさん。ドローンとかリフバッキングとか、背景音を敷くパートがおおかった
- EMS Synthi A 森が風にざわめくようなノイズを出してた。
- ピンクのグランド型トイピアノ 蓋を開けたりマイキングを調整しながらやってた。
- Soundwagon レコードに乗せて、バスが周回しながら内蔵スピーカーを鳴らすというもの。ほしい!
★Jędrzej Kuzielaさん。ドラム中心に色々やってたかた。
この人がおもちゃ用のちっちゃいスティックで激しくドラミングしてたのかわいすぎでほんとどうしようかと思った
- バスドラム ディケイがながい
- ミニスネア ハイが静かだけどマーチングっぽいフレーズも出る
- トイスネア もっとペシペシしたやつ
- トイタム クリアーヘッドの、おもちゃのラケットみたいな音がするやつ
- カウベル あんまりつかってなかった
- シンバル4枚 トーンの違うものがいくらか。スティックで叩いたり、マレットで叩いたり
- シェイカー 350mL缶くらいのサイズ感のやつ
- アップライト型トイピアノ
- 鉄琴 シルバーで落ち着いた色合いの、クロマティックのやつ
- カリンバ ボディは平たい円筒状
- 基板に電子部品とノブとジャックだけ付いてるみたいなアナログオシレータ SE出してたけどどこのやつだったんだろ?
- スイッチベル よくみるやつ
- 手回しオルガン
★Marcin Ożógさん。ミニクラリネット中心に吹く楽器いろいろ。(この方だけ名前の確証ない、間違ってたらごめんなさい)
(12/13追記: やっぱり名前間違えてました!Piotr Łyszkiewiczさんでした!ごめんなさい)
- アップライト型トイピアノ Kurdzielaさんと同じのを持ち回ししてたかも
- ピアニカ 黒の少しおおきめのやつ
- SOVIET VINTAGE ANALOG SYNTHESIZER "PIF" 加算合成鍵盤。めっちゃかわいい!
- スタイロフォン よくみるスタイロフォンより1.5倍くらい大きかった。Dubreqじゃないメーカのだったりするのかな。
- キツツキ棒 ↓が箱に3本収められてて、箱にマイクとラインアウトがついてた。低域のガタガタを拾う感じ。
- Jubel Tone Zither Harp 20 strings Oszulakさんとおなじやつ
★
今日これを書いている翌日、11/3にTOKYO DESIGNERS WEEK +48 Social Club ポーランドデザイン展でもライヴをすると今知ったんだけど……
14:00〜ワークショップ、17:00〜ライヴって、ワークショップ3時間もたっぷりやるの??ほんと???
なんか敷居高そうでビビってる